コンピュータ絵画部門「大賞」・1作品

明日へのひととき

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作者:
鈴木 のえる(子ども学科2年)
作者の一言:
兄弟の楽しい夜のひとときを描きました。今日も楽しかったまた明日もわくわくした気持ちで向かってほしいという思いを込めました。部屋が暖かい雰囲気に包まれるよう工夫し、他にもカメラで撮ったような遠近感が出るように工夫しました。

審査員の講評

  • 安心するような優しい絵画だと感じました。またタイトルもとても素敵です。
  • 光と影のバランスがとても上手で暖かな気持ちになる作品でした。
  • タイトルも素晴らしく魅力的なのですが、夜の光に照らされた光の柔らかさが、とても魅力的な作品です。兄弟? 3人兄弟? 姉妹? ぬいぐるみも合わせると4人兄弟? と登場人物の関係や、そこでの会話、また日常の様子などを思いを巡らせてしまいます。穏やかなひとときを過ごすことが、明日につながるのだと安堵感の中に希望を感じる素晴らしい作品です。
  • 描写力はもちろん陰影や奥行きをきちんと表現されていて素晴らしいと感じました。
  • 夜、眠る前のひとときの暖かさ(三人の関係、部屋の暖かさ)がとても感じられる作品ですね。光と影の使い方や遠近法による表現も素晴らしいと思います。

コンピュータ絵画部門「優秀賞」・3作品

ひとりぼっちのクオッカ

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作者:
熊澤 菜々美(教育学科1年)
作者の一言:
「世界で1番幸せな動物」と呼ばれるクオッカ。クオッカの笑顔とは裏腹に抱いている孤独のギャップを象徴的に表現し、笑顔で隠されたSOSに気づける人が増えるようにと思い描きました。

審査員の講評

  • 人間の実存を動物の視点から表現しているところが卓越しています。
  • 幸せや笑顔の裏側にもSOSがあることを表現され、それに気づくことは、まさに白梅のヒューマニズムの思想であると感じました。
  • クオッカらしい表情と私たちからみれば笑顔で幸せそうにみえるが実は孤独を抱えているといった独創的な視点も含めて良い作品でした。
  • クオッカの表情と背景のタッチが調和した楽しい作品です。作者は笑顔に隠された孤独を描いたとのことですが、深読みをしてもしなくてもホッコリ安心できる素晴らしい作品です。クオッカは、世界で1番幸せな動物とのことですが、それは人間目線の話で、そういった形容もホッコリ笑顔で吹き飛ばせる魅力的な作品です。

新たな自分を

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作者:
三瓶 ゆり(子ども学科4年)
作者の一言:
これまで自分でも知らなかった自分に触れた瞬間。心に湧き上がった感動、衝撃。その豊かな感情を、絵で鮮やかに表現しました。

審査員の講評

  • これまでの自分が更新されていくイメージが動的に表現されていて感動的です。
  • これまで自分でも知らなかった自分に触れた瞬間とは、意外とこういった表情をしているのかもなと考えさせられる作品でした。色使いも良かったです。
  • 心情を素直に、豊かな表現力をもって描いている点に感心しました。
  • 機会があれば、いつでも新たな自分を発見できるものですよね。その時の驚きや喜びなどが伝わる作品だと思います。

公園は楽しいところ!

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作者:
籏野 真友香(保育科1年)
作者の一言:
大人になると公園はただ「公園」という場所としてあるように思いますが、子どもの頃に見ていた「公園」は楽しいものがたくさんある宝箱のような場所でとてもきらきらして見えたはず。その心を自身の幼少期を思い出しながら描きました。

審査員の講評

  • 子どもの視点を忘却されたものとして描ききっているところが素晴らしいです。
  • 子どものころに感じた公園の楽しさやワクワク感が伝わってくる作品だと感じました。
  • 公園を「宝箱のような場所」と表現された本作は、まさに宝ものだと感じました。
  • 白梅の学生らしさ、作者の子どもに対する思いも重なった素晴らしい作品だと思います。
  • 大人になっても子どもの頃のわくわく、ドキドキした気持ちは忘れずにいたいものですね。そんな子ども心がよく表現されていると思います。

コンピュータ絵画部門「佳作」・2作品

日溜まりのなかで

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作者:
雨宮 美明(子ども学科2年)
作者の一言:
大好きな動物たちと芝生の上で寝転んでいる女の子を描きました。お気に入りポイントは2羽のインコです。セキセイインコは実際に私が飼っている子をモデルにしています。

審査員の講評

  • ソフトなタッチのイラストに、暖かさを感じました。
  • 色彩がとてもきれいな温かな作品です。登場すっる人物や動物たちの表情がいいですね。その穏やかな視線を追いかけていくと、この設定の日だまりの様子がじわじわと伝わってきます。物語の1場面を切り取ったような素晴らしい作品です。
  • ひだまりの暖かさ、明るさがよく出ていて、とても穏やかで平和な雰囲気が感じられます。
  • 1羽のインコが仰向けに描かれているのがアクセントといったところでしょうか。犬の毛並みや女の子の服や髪に現れている光の当たり具合の表現が細やかです。

おやすみ

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作者:
堂本 玄(子ども学科4年)
作者の一言:
現代、動画の情報量は凄まじくsnsで脳に入る情報は莫大です。物足りなさを感じたい。

審査員の講評

  • 現在の社会で感じていることを1枚の絵に表現していて、とても共感できる素敵な作品に感じました。
  • シンプルな手書きマンガ風のタッチに親しみを感じます。
  • 色をあえてあまり使っていないところに独特の味があると思います。
  • この子は何を考えているのかな、などといろいろな想像をかき立ててくれます。

デジタル写真部門「大賞」・1作品

海の息吹

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作者:
山下 椛(子ども学科1年)
作者の一言:
宮城県にある「神割崎」に訪れた際に撮影しました。自然の力強さや美しさ、そしてその一瞬の儚さと静寂、様々な感情が湧き上がり、自分も自然の一部であることを実感しました。

審査員の講評

  • 自然と自分の関係を動的に一体のものとしてとらえている点に、ポストヒューマンな新しさを感じます。
  • 海が生きてる!そんなことを感じさせてくれる1枚だと思いました。
  • 自然の力強さや美しさをとらえた素敵な写真です。人間も自然界の1つに過ぎないと思わせてくれました。
  • 絵画のような写真のような偶然なのか意図的な演出なのか、とても魅力的な作品です。また色彩が現実から離れているようなところが、この作品の魅力を膨らませているように思います。この瞬間に色づけをして作品として定着する感覚を大切にして下さい。
  • 自然の力強さがおさめられた貴重な写真です。自然に対して畏敬の念を抱かされました。
  • 絵画のような表現力をもった作品でタイトル名も秀逸です。
  • 神崎岩に打ちつけた波しぶき、空と海に青、緑や光の加減、切り取られた瞬間が絵画のように素敵な作品ですね。

デジタル写真部門「優秀賞」・1作品

地平線へと続く道

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作者:
小原 優樹(子ども心理学科1年)
作者の一言:
猿払エサヌカ線 日本最北の村・猿払村にある直線8キロの道。両側は牧場。 普段生活している中では見ることの出来ない地平線。この景色を見ると自分の悩みがちっぽけに感じるほど迫力のある壮大な景色でした。

審査員の講評

  • この情景とアングルとの邂逅が見事な作品を生みだしました。
  • 大自然の北海道で、まっすぐとどこまでも続く道に、無限を感じさせてくれる1枚だと思いました。
  • 日本最北の村にある絶景から、悩みや気持ちを広い視点でとらえることができた素敵な写真だと感じました。
  • 地平線と巻雲がとても良いバランスでおさまっている一枚でした。巻雲がでているということは季節は秋か春でしょうか。季節感も観て取れて楽しい一枚でした。
  • 東京では決して感じることのできない壮大な風景ですね。その時感じた気持ちが良く伝わってきました。

デジタル写真部門「佳作」・3作品

ガオー!!!

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作者:
原島 悠稀乃(家族・地域支援学科4年)
作者の一言:
我が家の愛猫、アレックスくん。おっさん座りしてたので写真を撮ったところ、あくびの瞬間が重なり...ガオー!!!と迫力ある奇跡の1枚を撮影することに成功しました。

審査員の講評

  • 何気ない毎日が幸せであることを伝えてくれた写真だと感じました。
  • ネコの口は、ひらくと人間とは異なる魅力がありますね。日常の中での楽しいひと時を映し出した魅力的な写真でした。
  • 愛しいペットの瞬間を切り取った写真だと思いますが、愛猫の目や耳が見えないところが作品の魅力を広げていると思います。歯というか牙も怖いけど可愛いし、ポーズも屈託のない足になっていて、ペットの存在を超えて正直な野生のようなものを感じます。リアルの中に可愛らしさを感じる素晴らしい作品です。

唯一無二

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作者:
杉山 美紗(子ども学科4年)
作者の一言:
みなさんはいつ空を見上げましたか? その日見た空の色や雲の形は、似ていることもあるけれど、もう一生同じ景色を見ることはできません。上を見上げれば当たり前にある空に、歳をとっても心動かされていたいです。

審査員の講評

  • めったに見ることができない大きな雲を写した貴重な1枚だと思いました
  • タイトルにもある通り唯一無二の瞬間を捉えた素晴らしい作品だと思います。一瞬、風景なのか絵画なのか混乱し、また巨大生物なのか雲のなのか、それは偶然なのか何なのか、様々な疑問が重厚な色彩に取り込まれていきます。観賞する人によって感じ方が多様に広がる大変魅力的な作品です。
  • 特に何気ない風景といえばそれまでになってしまいそうな瞬間の中に夕暮れの町並みの影絵、雲や空の色のグラデーションといった美しさを見出したところに作者の心の繊細さを感じます。

いつものバイトの風景に感動をくれる黄昏富士

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作者:
松坂 航太(子ども学科1年)
作者の一言:
始まるバイトで通る何気ない風景が見える場所。そこから鮮やかな夕焼けが溢れていた。階段をあがると、そこには黄昏時を背後に映し出される富士山が美しく見えた。私は感動し、やる気が溢れた。思わず写真を撮った。

審査員の講評

  • 何気ない日常の一コマに映える夕焼けと富士のコントラストが見事です。
  • 作者の気持ちが分かりやすく表現された作品です。街と富士山とのコントラストも上手く表現されています。
  • 日が沈む間際、夜の闇と夕映えの富士、街の灯りが絶妙な構図とタイミングで表現されていると思います。この美しさに気づく気持ちの余裕を持ち続けたいと思いました。

審査員による全体の講評

  • 自然、人間、動物が各作品でそれぞれの仕方で1つの世界を構成している点が素晴らしく、いずれも甲乙つけがたい作品ばかりでした。
  • 各部門ともに、力作ばかりで、非常に難しい審査でした。応募された皆さんの素晴らしい感性を、これかも大切にしてほしいと思います。
  • エントリーしてくださった皆様、誠にありがとうございました。どの作品も素晴らしく、心が動きました。是非今後も絵画や写真などを通し、ご自身の大切なものをおさめていっていただけたら幸いです。ありがとうございました。
  • 全体的に完成度だけでなく、独創性の高い作品が多かったです。各作品の視点にハッとさせられたり、感動したりと気持ちを揺さぶる作品たちでした。これからも様々な視点から作品を世に出していってもらえればと思います。
  • 芸術的な質はもちろんコンセプトも良く考えられた作品ばかりでした。
  • 全体的に穏やかで丁寧に取り組んだ作品が多かったと思います。制作のテーマを思いついた時の気持ちを大切に制作をして下さい。
  • どの作品も、一人一人の感性の豊かさが表れており、選ぶのに苦労しました。コンピュータ絵画部門の作品は、どの作品も工夫がされており、技術的なスキルの高さが感じられました。デジタル写真部門では、被写体に対する愛情や感受性の豊かさが感じられる作品ばかりだと思います。忙しさの中でつい忘れがちですが、日常の中にも心動かされる瞬間があることに、気づき見つけられるようになりたいと思いました。

表彰式

大賞、優秀賞の受賞者にて12/17(火)に表彰式を行いました。また、佳作受賞者には個別に賞状と副賞を贈呈いたしました。

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